パルマのデリカテッセン  [Parma]

パルマのメインストリートのデリで出会ったお惣菜。
ここは日本の伊勢丹に出店しているらしい。
電車の乗り継ぎ時間わずか1時間の間に駆け足で町を歩く。
荘厳な宮殿と美術館が川のそばで佇んでいる。
パルマはうまい食べ物と芸術の根付いている土地だ。
パルマを素通りしたことをことのほか後悔させられた。

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イタリアの産んだ食の芸術 プロシュット [Parma]

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BardiからVeneziaへの列車での移動の間、Parmaで2時間乗り継ぎ時間が有ったので、
町を歩いて見ることにした。Parmaと言えば、あの中田英寿が懐かしいが、やはりプロシュット(生ハム)が真っ先に浮かんでくる。そうしたら偶然プロシュットを売っている店に遭遇したのでこれ幸いとばかりに飛び込んだ。

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パンチェッタ(腹部の肉)とグアンチャーレ(頬肉)もぜひ手に入れよう!

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パルマの本番のハム屋は凄かった。
種類が多すぎてどれを選んだらいいかさっぱり分からない。
生ハムは以前仕事で絡んでいたという自負がある。しかしそんなものは一瞬で消え失せた。
自分の持っているわずかな知識など何の意味も持たないほど、ここにはありとあらゆる生ハム様が
お集まりになっていた。
よし。取り敢えず、日本では簡単には手に入らない熟成期間のものをと思い、『36ヶ月!』と
威勢良く行くはずだったが長旅ゆえの節約魂が、気がつくと『24ヶ月』とか細く唱えていた。

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店の女の子の生ハムさばきも手慣れたもの。余計な脂身をナイフで削り取ると、瞬く間に生ハムを
スライスし薄切りのラップ重ねを作っていく。そして、『真空かけますか?』と聞いてきた。
むむ!この店かなり出来る。不要と告げるも、生ハムを入れた紙袋をさらに保冷袋のような銀の袋
に入れてくれた。生ハムにとって乾燥は大敵なのだ。

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24ヶ月もの200gで7ユーロちょっと。身は薄いピンク、塩は全くキツくなくパルミジャーノの香り
が微かにする。そして肉質はまるで生肉のような柔らかさ。こんな鮮度のものには日本ではそう
お目にかかれない。日本でも生ハムはだいぶ出回っているが、しょっぱかったり、肉が硬かったり
することが多く、香りも唸るほどではない。そんなのがメロンに乗っかって恭しく登場する。
今日買ったプロシュットは、本場のものがどういうものかを教えてくれた。

その夜同じ店で売っていたフリザンテと共に寝そべりながら手づかみで食す。
手は脂でギトギト、だがその脂が香ばしく悩ましい。舌がとろけるようだった。
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