ふわふわモン・サン・ミッシェル [Paris]

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もともとは島は海に囲まれていたらしいが、堤防を作ったせいで潮の流れが変わり砂が堆積して
このようなあり様に。干上がってしまった海は臭いことこのうえない。有明海の惨事を思い出す。

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ふわふわオムレツ登場。お味は?

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ムール貝のスープはなぜこんなにも美味いんだろう

モンサンミッシェルには最初行くつもりはなかった。
理由は混んでいるところが嫌いなことと、取り立てて興味を引かなかったことの2点だ。
しかし、パートナーの強いリクエストによって行くことに決定した。

早速、SNCF(フランス国鉄)のサイトにアクセスして早期割引きの往復チケットを
手配した。英語のサイトがありクレジットカードで購入し現物をフランス国鉄の窓口で
引き取れるので便利だ。ちなみに早期割引きチケット(Prem's)だと出発の14日までに
購入すると、場合によっては正価の半額以下になるようだ。変更、払い戻しが出来ないが
これが使えれば旅のコストがぐっと下がる。

電車とバスを乗り継いで辿り着いたモンサンミッシェル。なんとこの日はスト中で
入場はただだった。予期せぬグッドニュースに気を良くして城を巡る。観光客も
恐れていたほどの数ではない。バチカンやベルサイユ、ルーブルの激しい混みようで
既に免疫が出来ているおかげかも。予想に反して城の内部は楽しめた。
上がったり下がったりの迷路のような作りで飽きないのと、その時代を経た佇まいと歴史的
背景に魅了された。守護天使ミカエルの背景など知っておくとより楽しめると思う。

城廻りのあとはある意味本日のメインエベントの『ふわふわオムレツ』体験だ。
ガイドブックにも載っている有名とおぼしき店へ。満員で超忙しのためテンバリ気味のおじさん
ウェイターにオムレツとムール貝を注文する。これが出てくるまでにおっそろしく時間が
かかった。後に来た隣のカップルのオーダーが先に来て食べ終わる頃になってもまだ来ない。
途中で気付いたのだがどうもオーダーを厨房に通すのをお忘れになっていた模様。
たまたまお腹がさほど空いていなかったこともあり気長に待つこと40分。ようやく運ばれて
来た。

うーん。確かにふわふわだけど、味はあまりないかな。その分ムール貝のスープが
濃厚で美味しく感じられた。後で当地の名物潮風子羊のローストを頼まなかったことが
悔やまれた。ちょうど6月の週間文春に林真理子が最近モンサンミッシェルを訪れたとき、
近くの星付きレストラン(ホテル内レストランかも)でそれを食べたときのことが書かれて
いたけれど、絶賛していた。どうも4日(3日だったかな?)で星12個を食されたとか。
ご立派な胃袋をお持ちで。

モンサンミッシェルへ行って良かったな。そのとき一緒に行ったパートナーや行ったことの
ある人とああだこうだとあとで話が出来るのってこれまた旅の醍醐味だから。その点で、
フランスを訪れる日本人観光客が必ず訪れるモンサンミッシェルは格好の場所かもしれない。

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